お知らせ詳細

夏以降にやっと色々な展覧会が復活しだしてきたのにまた感染者数が増え始めて、不安な状況になってきました。
その矢先
上野の東京都美術館で
11/26~12/1 まで開催された
第61回 書燈社展
に足を運んできました。
東京都美術館では、予定していた展覧会がまた幾つか中止になっていましたが書燈社展は開催されていました。
書燈社は横浜に拠点をもつ全国組織の大きな会で、多くの先生方が、ご自分で読まれた詩句や俳句等を現代書で表現されており、親しみやすい作品が魅力的です。
会場に足を踏み入れた瞬間、その作品の迫力に圧倒されました。
とにかく、大作がずらっと並びます。
これだけの大きな作品を発表するには、
まず大きな場所を確保し、
紙を貼り合わせ、墨をすり 気力体力をフルに使い制作し
そして、表具代や出品料はとても高い
それはそれは大変なんです。
まして、今年はこのような状況下、
展覧会が開催されるかどうかもわからない中
あえて大作に挑戦された先生方の素晴らしい作品を目の当たりにして
書家の魂、その心意気
に感動しました。
無事に展覧会が開催できて、本当によかったですね。